• 高所恐怖症のバンジージャンプ体験記

技術記事でもアウトプットでもなんでもないんですけど、せっかく人生初バンジーしてきたので興奮冷めやらぬうちに記録しておきます。

本日は札幌オータムフェスト2018最終日ということで!食べ歩いてました!
もう飲んで食べて飲んで食べて……。

大通公園を三週くらいした気がします。もっとかもしれない。
「こんなに食べたら太るよね」なんて話しつつも、サンドウィッチマンさんのゼロカロリー理論を理由に食べる食べる。
食べ歩くうちテレビ塔につき、「そういえば今日バンジーやってるよね」「高さ27mだって」とか話しているうち思いついてしまったんです。

「バンジージャンプしたらカロリーゼロだよね」

バンジージャンプしたら飛び降りる勢いでカロリーが蒸発するからカロリーゼロ。
実に信憑性の高いゼロカロリー理論です。

まあゼロカロリー理論は後付けみたいなもので、正直なところ人生で一度くらいバンジージャンプしてみたかったんですよね。
社会人になると突飛な体験って話のネタになりますし。
私みたいな口下手はそれくらいインパクトのある話じゃないと人の心を掴めないですし。
一人じゃ絶対やらなかったと思いますけど、せっかく友達もいたので飛んできました。

3階の受付までお財布もってウキウキしながらニッコニコで行ったんです。
「人生で一度も体験しないまま死ぬ人もいるかもしれないことを私は今からやってのける…」なんて思ってました。
受付でチケット買って「この階段をあがってください~」って言われて、階段上りつつツイートする用の写真とか撮ったりして。

ついたら学生バイトみたいな女の子が三人いて、暇そうにしゃがんでました。
そのうちの一人にチケット渡して、説明を受けたり軽く雑談してる間に残りの二人が「うわー修学旅行生いる~!」「見たい~」なんて言ってて「今から飛び降りる人より地上にいる修学旅行生に興味を持つのすごいな」とか思いました。

きゃっきゃしている二人をよそに、安全ベルトをつけてもらい、いざバンジーエリアへ。
ウキウキのニッコニコのワクワクだったのが、一気に血の気が引きました。

いつも見上げているあのテレビ塔から、大通公園を見下ろしているという非日常感。
歩く人がみんな米粒みたい。私も普段はあんなちっぽけな食べ残しの米粒程度の存在なんだろうな。
…とは思わなかったけど、あまりの見晴らしのよさに語彙を失って「うわー!たかーい!」を連呼してました。

お姉さんに「じゃあこっち(飛び降りるところ)にきて足を投げ出して座ってくださ~い」って言われるまでは。

27mの高さからから足を投げ出したことのある人なら分かると思うんですけど、見た目よりずっと高い!
「あ、そういえば私すきまのある桟橋とか非常階段とか苦手なんだった。いわゆる高所恐怖症だったわ」って足を投げ出してから思い出しました。

急にパニックになってお姉さんに「え、え、これ死にません?紐2本で大丈夫なんですか?切れない?」と質問攻め。
そんなのも慣れているであろうお姉さんは「だいじょうぶですよ~。私たちも今日何回も飛んでますから~」ってまるで歌うように言うんですよ。
すごい可愛いお姉さんだったけど、何回も飛んでる玄人なのかと思うと励まされるどころか余計に怖くなりました。

「事故死したら保険とか出るのかな」「生命保険入ればよかった」
「死んだらニュースになるのかな」「バンジーで着地失敗して死亡って我ながらバカさ加減すごくない?」

「これ飛べないかもな」と思ったときに、ふとよみがえる受付のお姉さんの言葉。
『天候以外の理由で飛べなかった場合の返金は致しかねますのでご了承ください。』

1500円は安くない。人生一度きりの体験をするには安いけど、挫折を買うために払ったなら高い。
飛ぶしかないと思い直したところで、お姉さんがまた優しい声で怖いことを言う。

「じゃあ私が『3,2,1』って言ったら飛び込んでください~」

タイミングを選ぶ権利は貴様なんかにない、と。
このお姉さんすごく優しいけどきっちり仕事するタイプなんですね。無慈悲だけど仕事を確実にこなす姿に尊敬すら覚えた。

「3,2,1」
「……!」

レスキュー隊というより遭難して助けられた市民みたいな写真。

落ちてる間の浮遊感は、きっと一生忘れられません。
足がつかずにいつまでも落ちる感覚。
もし生まれ変わっても、ウサギを追いかけてウサギ穴に飛び込む少女になるのはやめようと思いました。

ふわふわドームの簡易版みたいなところに落ちたらお兄さんがいまして。
すごく無感動に「どうでしたー」って聞かれました。
「ハァハァ…死ぬかと思った!こわかった!」と答えたのもつかの間。
「はい。そこから足出してくださいねー」

また、穴。「え、もしかしてまだ落ちるんですか?え?」ってキョトンとする私に苦笑するお兄さん。

「ははっ。3,2,1」

無慈悲ーーーーーーーーーーーーーーー!
落ちるか落ちないか心の準備させてくれてもよくないーーーーー!?

ダストシュートに投げられたゴミみたいに淡々と処理されてびっくりした。

落ちた先にもう一人お兄さんがいて、「飛び降りてどうでした?」「今日は何でやろうと思ったんですか?」とか矢継ぎ早に質問されて混乱しながら「いやぁ~前からやってみたかったんですよね~。いい機会かなと思って~(?)」って当たり障りない返答をして終えました。

全体を通しての感想は、高所恐怖症の方は飛び降りてからしばらく体が震えてしまいますし、おすすめしません。
でも日常につまらなさを感じているとか、ジェットコースター等のアトラクションが好きな方、刺激が欲しい方には超おすすめです。
私はアタマが足りなくて後から「そうだよね。飛び降りるってつまりそういうことだ」って思いましたけど、物事の先を見越すのは大事だと体で学びました。
体験にお金を払うことに抵抗もないので、高かったとはまったく思いません。
ただ、飛び降りる前の私に声を掛けられるなら「バンジーって高いところから飛び降りるんだよ」って教えてあげると思います。

まだ何も知らない私が階段で調子乗って撮った写真。

ちなみに落ちる直前に「これスピードってどうなんですか?」って聞いたら「人によって違いますね…体重とか」と言っていたので、人によって速度は変わるようです。

以上、バンジージャンプ体験でした。楽しい体験ができました。